名著全集『黄表紙廿五種』名著刊行会
高橋明彦様「半魚文庫」 蔵大悲「それなら田村丸どの、鬼神を首尾よく退治されたら、レンタル代と一緒に千本の手を、午前零時の鐘を合図に待っているよ」
田村「言うに及ぶ。大望成就した上で八本に一両のレンタル代とともに千本お返し申さん」
大悲「それでは田村殿…」
田村「かんのんさま…」
両人「さらばーーー」
手手てんてんてんてん
ててててて手手手手手。。。。。。。。
ててててててててててててててて。。。。。。大悲「この手の字がめの字なら、薬師殿へ進ぜたい」
(蛇足)芝居がかって、鳴り物入りで、借りた手を借りて出陣する田村丸です。眼病平癒のため、絵馬にめの字をたくさん書いて、薬師様に奉納するそうです。
終わり
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